外貨建て金融面品は、円高で投資を始めて円安で売却するのが基本。為替相場の動きは常にチェックしておく必要があります。しかし、為替の動きをまったく気にしなくても良い、理想的な投資方法があります。それは、解約の際に投資金を円に戻さず、外貨のまま受け取ること。外貨のトラベラーズチェックを作ったり、海外に送金したり、ドル決済専用のカードを作り、インターネットを利用した海外通販の支払いにしたり。別途手数料がかかる場合がありますが、外貨のままで利用すれば、為替リスクはゼロ、高金利メリットをそのまま享受できるのです。海外旅行を予定している人や海外移住を考えている方にはぴったりの方法といえるでしょう。一方、注意しなければならないのは、外貨預金や外国為替証拠金取引は外貨のまま受け取ることが可能ですが、外貨建てMMFや外債ファンドは外貨で受け取ることができないということ。また、為替リスクを避ける方法として、相場が円安に動くまで外貨を持ち続けるという手があります。為替相場は上がったり下がったりしながら、バランスを取ろうとするもの。たとえ今が円高基調でも、常識的な水準までなら、やがては円安の方向に動くとも考えられます。また、為替市場は株式市場と異なり、それほど値動きは激しくありません。1ドル120円の相場が、1年後に1ドル240円になっていたり、1ドル60円になっていたりという急激な変化はまずありえないでしょう。ただ、外貨定期預金など満期がある商品は、満期時に自動的に解約させられてしまうので注意してください。満期のない外国為替証拠金取引、外貨普通預金を利用すれば、期間にとらわれず、じっくり円安を待つことができます。