転職を決意したら、めざすは“いい会社”会社選びに神経を使い、慎重に検討することが先立つ作業だ。一般の傾向を見ていると、新聞や雑誌の求人広告をながめ、二、三よさそうなものを切りぬいて、その日のうちに電話をしたり、応募書類を送ったりする。それでも会社を選んでいることになるのだが、「いい会社をめざす慎重な選択」には欠ける。会社選びの基準は、人それぞれで違って当然だが、いい会社を狙うためには、あせらず、もっとトータルな視野で、状況をながめる態度があってもよさそうだ。状況とは、景気の動向であったり、企業・求人市場の動向であったりする。これらを把握する作業は、一種のマーケティングリサーチ。たんねんな情報収集によってしか見えてこない。そこでまずこのリサーチのために、簡単な「情報収集ノート」を作ってみることだ。ノートには、毎日の新聞求人広告のなかから「これはおもしろい」と感じた興味ある広告を切り抜いて貼り、さらにその余白に、たとえば職種、給与、待遇、休日休暇、勤務時間、資本金、売上高、従業員数など、広告から読みとれる会社の概要を再整理しておく。
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